橋下氏の躍進は大阪府民の劣化のせい?
橋下大阪市長と香山リカなどの間で、インターネット上や先日のテレビ朝日『朝まで生テレビ』などで対立が激化(?)しているらしい。
一つ言えるのは、橋下氏は大阪市長であって、法の範囲内でどれだけ好きな事をやろうが、大阪市民以外は直接の影響を受けないということ。
なので、大阪市民以外の人々がなぜこれだけ騒ぐのか、まったく意味不明だ(このブログ記事もそうじゃないかと言われればその通りである)。これだけの騒ぎになるのは、大阪維新の会代表としての橋下氏にとっては、願ったりかなったりということだ。
橋下氏は、単に有権者の劣化に乗じて、あえてポピュリズム的手法を取っているにすぎない。
日本の有権者の政治的関心や情報収集能力、判断能力などの低下を知った上で、あえてポピュリズムの手法をとり、大阪市民と、それにつられて都合よく騒ぎ出してくれる他の地域の有権者を自分の主張になびかせようとしている。
有権者の圧倒的多数は、例えば橋下氏がレギュラー出演していた『行列のできる法律相談所』のようなテレビ番組を、ナイーブに楽しんでしまうレベルの情報リテラシーしかない。
橋下氏にしてみれば、このように「衆愚」の状態がまさに現実になっている状況で、しかも小泉純一郎の成功例もある中で、ポピュリズム的手法を取らない方がバカだと言いたいに違いない。
もちろん全国の有権者の何割かは、適切な情報処理能力と判断力があり、橋下氏の手法が単なるポピュリズム的扇動だと割り引くことができるだろう。
しかしそうした人たちはあくまで少数派で、日本の有権者の大多数は依然として情報源をテレビだけに依存する情報弱者だ。
皮肉なことだが、仮に橋下氏のいう教育改革が正しいとして、それが効果を示し、大阪市民の教育レベルが上がれば、橋下氏のような政治家は二度と首長になれないだろう。
関西を基盤にしている電機メーカー(パナソニック、シャープ、三菱電機も家電分野は関西が拠点)が韓国勢に圧倒されていることと、大阪の教育レベル低下やそれに伴う経済の地盤沈下は無関係ではないだろう。
この件について、これ以上書くべきことは特にない。
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